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工事を発注するのに、なじみの施工会社さんに頼むことの他にも、やり方があります。＜特命＞＜入札＞＜見積合わせ＞＜直営方式＞などです。いろいろな方法を知っておいて、あなたに合った頼み方をすれば、工事はあなたのペースで始められます。 |
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＜特命＞
どこか信用できる会社一社に（見積を依頼して予算と相談して）発注する方法を、特命発注といいます。「安いかどうかはわからないけれど、いろいろなお付き合いのなかでいちばん安心できる」とお考えになって、その会社にお願いするという方法です。当然のことながら、家づくりの一切は、その会社の得意な工法や材料に頼ることになります。
建築条件付き等の場合も、結果的にこの方法と同じです。 |
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＜入札＞
複数の工事会社に見積を依頼し、一番安い工事見積をしてくれた会社に決める方法が、入札方式。あらかじめ会社概要などで見積依頼する会社を絞り込み、最終的な決定を見積金額の多寡による方法です。入札方式は、発注者の主観が入り込みにくいので、お役所等で多く採用されており、工事費用については少なくとも最も合理的な発注方式です。 |
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＜見積合わせ＞
見積額とともに会社概要や現場体制などを総合的に見比べてから一社に決める、見積合わせの方式もあります。見積合わせ方式は、会社の得意不得意や実際の現場のやり方など、見積額の他、多面的に施工会社の情報を検討して決定します。建主の希望にふさわしい会社を探すことには優れた方法です。 |
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＜直営方式＞
家づくり工事一式を施工会社に発注するのではなく、たとえば基礎工事、大工工事、屋根工事、外装工事、内装工事といった各工事種別に建主さんが専門業者さんと直接、個別契約をする方法もあります。この場合、全体の工事の段取り付けなどの仕事を建主側で行う分、経費がかからず最も安価にできる方式です。ただ段取りや工事保証など、建主が負う手間とリスクは大きくなります。
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このように、建築工事にはいろいろな発注の仕方があります。これらの方法のいいところを組み合わせてすることもできます。たとえば、見積合わせで大工工事までを一式発注し、内装や家具工事は直営で発注して、コストを下げながら手間やリスクを分散するなど、あなたにとっていちばん適した方法で、充分納得して工事を発注するようお考え下さい。 |
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工事の内容については > 工事の進み方 を、
工事会社の選び方については > 工事会社との付き合い方 を、
どうぞご参照下さい。
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